聖マリアンナ医科大学 微生物学教室へようこそ
私たちの教室は、感染症の発症機序の解明、感染症予防、抗菌薬治療の最適化を主要な研究領域としています。特に、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(Methicillin-resistant Staphylococcus aureus: MRSA)やカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(Carbapenem-resistant Enterobacterales: CRE)などの薬剤耐性菌(Antimicrobial Resistance: AMR)を中心とする感染症研究に強みを持っています。これらの病原体を対象に、病原性、耐性獲得機構、バイオフィルム形成機構の解析を進め、難治性感染症の本質に迫ることを目指しています。
また、臨床講座との密接な連携のもと、基礎研究の成果を医療現場へと橋渡しするトランスレーショナルリサーチを推進し、より効果的な治療戦略や感染症制御の確立に貢献しています。
ニュース
2025.10.01
研究室
2025.04.01
更新情報
教室ホームページを更新しました。
2024.05.28
更新情報
2024.04.01
更新情報
ホームページをリニューアルしました。
研究内容
Next-Generation Sequencing (NGS)
膨大な量の DNA/RNA 配列を高速かつ高精度に解析できる技術で、病原体のゲノム構造、耐性機序、集団遺伝学的特徴を包括的に明らかにすることができます。
Hollow-Fiber Infection Model(HFIM)
生体内の薬物動態(Pharmacokinetics: PK)および薬力学(Pharmacodynamics: PD)を高度に再現できる in vitro 感染モデルです。
One Health Approach
「人・動物・環境」は相互に密接に関わっており、これらを一体として捉えることで、感染症の発生・拡大メカニズムをより正確に理解し、効果的な対策につなげる考え方です。

